工場での呼び出しベルの活用

工場での呼び出しベルの活用

工場での生産管理ではトヨタアンドンシステムと言うトヨタ自動車が開発したシステムが有名ですが、このような高価なシステムを導入しなくてもSOLTの呼び出しシステムである程度の生産性向上であったりトラブルの早期解決など時間を短縮させるには十分なシステムが安価に導入できるのです。当社は飲食店用の呼び出しベルも扱っていますがファミレスにあるような大きなボタンを工場の生産現場にお勧めしているわけではございません。工場には工場に合った呼び出しボタンのラインナップを取りそろえ、各工場の現場に合うようなシステムをご提案させていただいていますので、あなたの工場の問題点や改善点をお話しいただければそれぞれの工場に合った呼び出しシステムのご提案をさせていただいていますし問題を解決するのにこうした呼び出し方はできないか?などのご質問にもお答えできる事はお答えさせていただいています。それは現在の商品ラインナップはもちろん、できることでございましたら新たに改造した商品を製作することもあります。では実際にどのような呼び出しシステムなのかご説明していきましょう。

まずは送信機

ラインなどから作業員が責任者を呼び出すためのボタンですが、一番シンプルで多くの工場で使用されているのがMTJ-2XBK,角形で横幅74㎜縦幅46㎜厚みが11㎜と非常にコンパクトながら呼出しボタンとキャンセルボタンが付いたタイプになります。呼び出しもできて幼児が終わればその場で番号を消去できるという単純に何かあったときに呼び出すだけのボタンになります。同じ形で同じサイズでも更に呼出しは2つのボタンにキャンセルが一つついている2送信1消去ボタンMTJ-3XBKもあり、どう使用するかと言いますと一例ですがAというボタンを押すと通常の責任者の呼び出しで、Bのボタンを押すとフォークリフトを呼び出すと言う風にコンパクトなボタンながら呼び分けができるのです。さらにサイズは多少大きくなりますが横幅が99㎜で縦59㎜の

3送信3消去ボタン

というのもあり、つまり最初に紹介した角形のコンパクト送信機が3台分、それがこの1台に集約されてさらにこのサイズで価格も角形送信機2台分とかなり割安な設定になっています。MTJ-6XBKー3こちらは3つの要件を呼び分けできるので、15番の作業員が商品の欠品で呼び出したいときはAというボタンを押せば受信機には15Aと表示されフォークリフトを呼び出したいときはBというボタンを押せば15Bと表示され、Cを押すと機械のトラブルだと決めておけば受信機には15Cと表示されて同じ15番の作業員からの呼出しでも何の要件で呼び出しをしているのかを判断でき、それによって対応する人も変わりじかんのむだをなくすことができるようになります。これはほんの一例で、呼び出しの要件はその工場によって取り決めをしておけば様々な呼び出し方ができます。しかもわざわざ携帯電話で用件を伝えるよりスムーズでダイレクトに用件が伝わり作業効率もよくなりますし、最近多くなってきた外国人労働者にも最初にトラブルはこのボタン、何々はこのボタンを押すようにと指示をしておけば多少の言葉の壁があっても作業がはかどるのではないでしょうか?

MTJ-6XBK-5

次もこれと同じサイスの呼出しボタンで5送信1消去というボタンについてご紹介しましょう。このボタンはその名の通り5つの送信と1つのキャンセルボタンがついていて、たとえばAさんBさんCさん~などにんいで個別に呼び出したいときに使用されたりします。
こちらも工場によっては別の使い方もあるかもしれませんね。まだまだ工場用の送信機には種類がありますが、そちらは次回ご説明させていただきます。